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Image by Helena Lopes

Baby Skin

赤ちゃんの肌

赤ちゃんの皮膚は薄く、大人の半分くらいしかありません。

 

肌の水分を保持したり、外部から異物が侵入するのを防いだりするバリア機能も未熟で、トラブルが起きやすいとてもデリケートな肌です。生まれてすぐは胎脂という白い脂肪分に覆われて守 られていますが、24時間以内には自然に剥がれてしまい、皮膚は無防備な状態になります。

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皮脂の分泌も生後1~2ヶ月は盛んですが、それ以降は少なくなり、より乾燥しやすくなります。 皮下脂肪が多いのでムチムチしてうるおっているように感じても、表面はカサカサしていることも。乾燥すると肌のバリア機能はいっそう下がってしまいますし、乾燥性の湿疹ができることもあります。きれいな肌を維持するために、毎日スキンケアをしてあげることが大切です。

Image by Nyana Stoica

Skin Trouble

赤ちゃんの肌トラブル

トラブルが起きてから必要なのは治療、トラブルが起こらないように予防するのがスキンケアです。皮膚がしっかりして皮脂分泌ができ、肌が潤ってくるのは思春期の頃なので、小学校高学年頃までスキンケアをするのが理想的です。

 

生後まもなくは、お母さんの黄体ホルモンの影響で皮脂の分泌が盛んですが、生後3ヶ月くらいには徐々に皮脂量が 減り、大人の1/3になってしまいます。皮脂量が少ない ということは、肌のバリア機能も十分に働かない。

乳幼児の皮膚は成人と比べると、1年を通じて水分量・NMF量・皮脂量がいずれも著 しく低く、乾燥しやすい状態にあることが資生堂の皮膚生理研究でわかっています。

 

赤ちゃんはよだれや涙、汗などが多く、これらをふき取るときの摩擦などでもさらに 皮膚を刺激し、バリア機能を一層低下させてしまいます。

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Image by Kelly Sikkema

How it works?

皮膚が薄いときに起きる現象

バリア機能が低下して乾燥した皮膚は、ちょっとした刺激にも過敏に反応し、さらに水分が蒸発するという悪循環が起こります。

皮膚を刺激から守るとともに、乾燥を防ぐ保湿対策が重要です。

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